げつれい会議 「月齢」「月例」正しい漢字はどっち?

「げつれい」には「月齢」「月例」がありますが、それぞれの意味は異なります。論文・小論文ではそれぞれの意味について理解を深めておきましょう。ここでは「月齢」「月例」のそれぞれの意味の違いや例文について解説していきます。

「月齢」と「月例」の違い

月齢(げつれい)
意味:(赤ん坊の)生まれてから過ぎた月の数。
「月齢」は天文学では新月の時を零として計算した日数のことを言うこともあります。その場合、ほぼ月齢十五で満月ということになります。
月例(げつれい)
意味:毎月一回定期的に行われること。

げつれい会議は月例が正しい

「げつれい会議」は毎月一回定期的に行われる会議のことなので、ここでは「月例」が正解です。

「月齢」の例文

例文1:赤ちゃんには月齢に合わせた遊びが必要だ。

「げつれいに合わせた遊び」は赤ん坊の生まれてから過ぎた月の数に合わせた遊びのことなので、ここでは「月齢」を使います。

例文2:赤ちゃんは月齢によってミルクだったり、離乳食だったりと必要な栄養素は違う。

「げつれいによって必要な栄養素は違う」は赤ん坊の生まれてから過ぎた月の数に合わせて必要な栄養素は違うということなので、ここでは「月齢」を使います。

「月例」の例文

例文1:内閣の月例経済報告書には消費者物価指数やGDPギャップなども詳細に記載されている。

「げつれい経済報告書」は毎月一回定期的に出される経済報告書のことなので、ここでは「月例」を使います。

例文2:月例報告会で今月の営業ノルマが発表される。

「げつれい報告会」は毎月一回定期的に催される報告会のことなので、ここでは「月例」を使います。

論文・小論文で「月齢」と「月例」を使い分ける視点

月に関する「げつれい」には「月齢」「月例」がありますが、それぞれの意味は異なります。「月齢」は主に赤ちゃんの生まれてから月数、「月例」は毎月1度定期的に行われることを意味します。論文・小論文では正しく理解して使えるようにしておきましょう。

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