「息を詰める」の意味 「息を詰めて」「息を詰めた」などの例文

「息を詰める」 は日常によく使われる慣用句です。それではどんな感じで使えばいいのでしょう。ここでは「息を詰める」の意味や「息を詰めて」「息を詰めた」などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「息を詰める」の読み方

読み方:いきをつめる
「息を詰める」の「詰める」は「摘める」ではなく「詰める」と書きます。 「息を詰める」は息を詰めた結果どうこうという表現が多いため、「息を詰めて」「息を詰めた」などのバリエーションで使われることが多くなります。ですが、「息を詰める」の形でひとつの慣用句となっているため、大きく崩したバリエーションはありません。似たようなものに「息が詰まる」がありますが、「息が詰まる」は息苦しいという意味なので、また別の慣用句になります。混同しないように気を付けましょう。

「息を詰める」の意味

意味:一瞬息を止めて意識を集中すること
「息を詰める」の類語は「息を呑む」です。

「息を詰める」の例文

例文1:思いがけないところで元カレと再会して彼女は思わず息を詰める。
例文2:みんなは息を詰めるようにして試験の合否が発表されるのを待っていた。

「息を詰めて」の例文

例文1:ランナーたちはみんな息を詰めて、号砲が鳴るのを待っていた。
例文2:物陰に隠れた兵士は息を詰めて敵が通り過ぎるのを待った。

「息を詰めた」の例文

例文1:アイドルたちはみんな息を詰めたようにじっと投票の結果発表を注視していた。
例文2:若い兵士は息を詰めたようにじっと鳴りを潜めていた

「息を詰める」をうまく用いる

「息を詰める」は日常でよく使われる慣用句です。使えるとそのシーンをうまく表現できる言葉でもあるので、論文・小論文でも効果的に使ってみましょう。