「河童の川流れ」の意味と例文

「河童の川流れ」は日常でたまに耳にすることわざです。それでは具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「河童の川流れ」の意味と例文を紹介していきます。

「河童の川流れ」の読み方

読み方：かっぱのかわながれ

「河童の川流れ」の「河童」は「かっぱ」と読みます。「河童の川流れ」はこの形でことわざになっているため、その他のバリエーションはありません。類語は「猿も木から落ちる」「弘法も筆の誤り」「上手の手から水が漏れる」などがあります。

意味：どんな上手な人も失敗する時があるということ

｢河童の川流れ｣の由来ははっきりしていないものの、江戸時代の文献である滑稽本「浮世名所図会」に「〜河太郎（河童）の川ながれおほしといふ」という一文がすでに含まれていると言われています。

例文1：アナウンサーの調子が悪いのか今日はいい直しが多い。いつも流暢に話すのに河童の川流れだね。

例文2：神社の御朱印の字を間違えてしまうなんて、神主さんも河童の川流れですね。

例文3：サッカー選手がシュートを決めるはずがまさかの空振り。まさに河童の川流れだね。

例文4：今日のまかない飯は塩辛い。コックも河童の川流れということで失敗することもあるよね。

例文5：水泳選手も河童の川流れで足がつって溺れることがあるので、油断は禁物です。

「河童の川流れ」は日常でたまに耳にすることわざです。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。