「お先棒を担ぐ」の意味 「お先棒を担いで」などの例文

「お先棒を担ぐ」は日常ではあまり聞くことのなくなった慣用句です。それでは、具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「お先棒を担ぐ」の意味と例文を紹介していきます。

「お先棒を担ぐ」の読み方

読み方:おさきぼうをかつぐ
「お先棒を担ぐ」の「先棒」は「せんぼう」ではなく「さきぼう」と読みます。また「担ぐ」は「かつぐ」と読みます。「お先棒を担ぐ」は「先棒を担ぐ」ということもあります。「お先棒を担ぐ」は「お先棒を担いで」などのバリエーションがあります。類語は「提灯を持つ」などがあります。

「お先棒を担ぐ」の意味

意味:誰かの手下のようになって動き回ったり、人の手先になって軽はずみが行動をしたりする人のこと
「お先棒を担ぐ」の「先棒」は2人で駕籠を担ぐときに棒の前の方を担ぐ人のことを言います。 駕籠を担ぐ人は人の言いなりになって担ぐため、そんなところから「お先棒を担ぐ」は人の手先になって軽はずみな行動をするという意味になったと言われています。

「お先棒を担ぐ」の例文

例文1:部長のお先棒を担ぐなんて、褒められたことじゃないよね。
例文2:部長の手前お先棒を担ぐなんて、自分は根っからのサラリーマンだなと思う。
例文3:営業を1つでも取りたいと思って受注先にお先棒を担ぐ。

「お先棒を担いで」の例文

例文1:社長の娘さんにお先棒を担いで社長に取り入ってもらおうとした。
例文2:お先棒を担いで上司の機嫌取りをする。
例文3:お先棒を担いで社長のゴルフの接待をした。

「お先棒を担ぐ」をうまく用いる

「お先棒を担ぐ」は日常ではあまり使われなくなった慣用句です。ですが、たまに出てくることもあるので論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。

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