「お茶を濁す」の意味 「お茶を濁しておく」などの例文

「お茶を濁す」は日常でもよく使われる慣用句です。実際にはどのように使えばいいでしょう。ここでは「お茶を濁す」の意味と例文を紹介していきます。

「お茶を濁す」の読み方

読み方:おちゃをにごす
「お茶を濁す」の「濁す」は「にごす」と読みます。「お茶を濁す」はこの形で慣用句になっているため、その他のバリエーションはありません。

「お茶を濁す」の意味

意味:適当なことを言ってその場をごまかすこと
「お茶を濁す」は茶道のお点前が由来だと言われています。抹茶を点てる時に茶道の作法を知らない人はお茶を点てられないのでその場で適当にまねごとをしてごまかしたところから、「お茶を濁す」はごまかして都合が悪いその場を取り繕ってしのぐという意味になったと言われています。

「お茶を濁す」の例文

例文1:みんなが1万円出しているのに、上司の自分が2万でお茶を濁すわけにはいかないだろう。
例文2:日曜日に息子と釣りに行く予定は、仕事が今はまだどうなるかわからないので、お茶を濁すしかなかった。

「お茶を濁した」の例文

例文1:時間がないので説明の途中でお茶を濁した。
例文2:お茶を濁したってもうバレているよ。

「お茶を濁しておく」の例文

例文1:急に意見を求められてなんて言っていいのかわからなかったら、一般論でお茶を濁しておくといいよ。
例文2:子供に帰りが遅い理由を聞かれたけれど、答えるのが面倒くさいのでお茶を濁しておいた。

「お茶を濁す」をうまく用いる

「お茶を濁す」は日常でよく使われる慣用句です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。

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