「一利一害」の意味と例文

「一利一害」は日頃あまり聞きなれない四字熟語です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「一利一害」の意味と例文を紹介していきます。

「一利一害」の読み方

読み方:いちりいちがい
「一利一害」はこの形で四字熟語になっているため、その他のバリエーションはありません。類語は「一長一短」「一得一失」などがあります。

「一利一害」の意味

意味:長所もある一方で短所もあるということ
「一利一害」は一つの長所と一つの短所という意味です。いいところもあれば悪いところもあるということですが、「一害一利」とは言わないため気を付けましょう。

「一利一害」の例文

例文1:薬は一利一害で、症状に効くこともあるが、副作用もある。
例文2:どんなものにも一利一害はあり、自動運転は運転技術がなくてもあちこちに行けるということもあるが、熟練ドライバーの仕事を奪うということもある。
例文3:一つのことに集中するのは、他の可能性を除外するという点で一利一害あるものだが、何か目標を達成しようと思ったら失うことを恐れてはいけない。
例文4:転職することは新しい分野に挑めることでもあるけれど、今の仕事をなくすことにもなる。何事も一利一害なのは仕方がないだろう。
例文5:どんな物事も一利一害両面があるものだから、メリットとデメリットを天秤にかけて考えるべきだろう。

「一利一害」をうまく用いる

「一利一害」は日常ではあまり聞かない四字熟語です。その分、論文・小論文で上手に使えたら、それだけで語彙力があるように見えるので、理解してきちんと使えるようにしておきましょう。

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