業績ふしん 「不信」「不審」「不振」正しい漢字はどれ?

「ふしん」という漢字は「不信」「不審」「不振」がありますが、使い方はそれぞれ区別があります。論文・小論文を書く時にはきちんと書きわけられるようにしましょう。ここでは、「不信」「不審」「不振」のそれぞれの意味の違いや例文について解説していきます。

「不信」「不審」「不振」の違い

不信(ふしん)
意味:信用しないこと。
「不信」は、信用しないという意味の他に、誠実でないという意味もあります。
不審(ふしん)
意味:疑わしく思うこと。
「不審」は疑わしく思うことの他に、嫌疑を受けるという意味もあります。「審」という漢字は、「つまびらか」「きちんとしている」という意味なので、その否定で、「はっきりしない」「きちんとしていない」というニュアンスがあります。
不振(ふしん)
意味:勢いが振るわないこと。
「不振」は、「振るう」の否定となり、「ふるわないこと」という意味になります。ものごとの勢いや成績、業績などが思わしくない時に使います。

業績ふしんは不振が正しい

「業績ふしん」は業績の勢いが振るわないということなので、ここでは「不振」が正解です。

「不信」の例文

例文1:彼女の強引なやり方はたくさんの人に不信感を抱かせる。

「ふしん感」は相手を信用していないという考えのことなので、ここでは「不信」を使います。

例文2:家族に対して偽りを持つのは前代未聞の不信行為だと思う。

「ふしん行為」は信用できない行為のことなので、ここでは「不信」を使います。

「不審」の例文

例文1:こんなところでうろついてたら、挙動不審で危険人物とみられるに違いない。

「挙動ふしん」は挙動が疑わしく思うこと・あやしいことなので、ここでは「不審」を使います。

例文2:近所で不審者の目撃情報があったので、気を付けて帰りたいと思う。

「ふしん者」は疑わしく思う人・あやしい人のことなので、ここでは「不審」を使います。

「不振」の例文

例文1:最近、食欲不振で10キロも痩せてしまった。

「食欲ふしん」は食欲の勢いが振るわないということなので、ここでは「不振」を使います。

例文2:我が社は業績不振でとうとう今年赤字転落となりました。

「業績ふしん」は業績の勢いが振るわないということなので、ここでは「不振」を使います。

論文・小論文で「不信」「不審」「不振」を使い分ける視点

「ふしん」は「不信」「不審」「不振」がありますが、それぞれ意味が違います。論文・小論文では「不信」は信用できない、「不審」はあやしい、「不振」は振るわないというように覚えておきましょう。

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