恋人をおもう 「思う」「想う」のどっちが正しい?

「思う」「想う」は両方とも同じように考えたり、感じたりすることを表す漢字です。ですが、使い方には微妙な差があるので注意して使うようにしましょう。ここでは、「思う」「想う」のそれぞれの意味の違いや例文について解説していきます。

「思う」「想う」の違い

思う(おもう)
意味:頭で考えたり、心で感じたりすること。
頭で思考したり、心で感じたり、願望を表したりなど、一般的に感じることは「思う」を使います。「思考」や「意思」など考えを示す言葉にも「思」が使われています。
想う(おもう)
意味:感情をこめて思考したり、感じたりすること。
自分にとって特別な人や場所などを思考したり、心で感じることは「想う」を使います。感情の大きさとしては「想う」の方が「思う」よりも上なので、恋愛感情のある相手によく使います。「回想」「幻想」などの言葉にも「想」が使われています。

恋人をおもうは「想う」が正しい

「恋人をおもう」は特別な相手を心でおもうことなので、「想う」を使います。これが「思う」になると、相手はもう恋人ではなく、普通の友達です。

「思う」の例文

例文1:今日は雨が降ると思うから、傘を持っていったほうがいいでしょう。

これは脳で考えて雨は降ると判断したことなので「思う」を使います。

例文2:私は正しい解答はAではないかと思う。

これは脳で考えてAの解答が正しいと判断したことなので「思う」を使います。

「想う」の例文

例文1:アルバムを見て遠くに住む息子を想う。

これは特別な相手を心で想っているので「想う」を使います。恋人に対して「想う」の表現をよく使いますが、特別な感情を抱く相手には分け隔てなくこの表現を使ってもいいでしょう。

例文2:ふるさとを想うと今も涙があふれてくる。

「想う」を使うのは人に対してだけではありません。物や場所などもその人にとって心揺さぶられるものに対しては「想う」を使います。

論文・小論文で「思う」「想う」を使い分ける視点

「思う」と「想う」の使い分けは対象となる事象が特別なものなのかどうかで決めるといいでしょう。論文・小論文では「思う」を使うことが断然多くなってくるため、「想う」を使う時は注意しましょう。

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