けんとう違い 「検討」「見当」のどっちが正しい?

「けんとう」と読む熟語はいくつかありますが、その中に「見当」と「検討」という2つの言葉があります。音は同じなのに、意味が違っているため、きちんと区別して間違えないようにしましょう。ここでは、「検討」「見当」のそれぞれの意味の違いや例文について解説していきます。

「検討」と「見当」の違い

検討(けんとう)
意味:どれが一番いいかあれこれ考えること。
「検討」はある物事について詳しく調べて、それが良いかどうかをしっかりと考えることを意味します。それには、資料やデータなどを参考にしたり、複数の人と話し合いや会議をしたりしてじっくり吟味する、熟考するというニュアンスがあります。
見当(けんとう)
意味:どうなるか大体の予想を立てること。
「見当」は中身が明らかになっていないある物事について、おおよその見込みを予想することですが、「10人見当」などおおよその数量や程度、方向など、「~ぐらい」というニュアンスで使うこともあります。「見当」は客観的な根拠に乏しい予想で、細かい調査などはせず、直感的に思う、勘を働かせて予期するという意味合いがあります。

けんとう違いは見当が正しい

「けんとう違い」は予想が外れたということなので「見当」を使います。

「検討」の例文

例文1:御社の新サービスの導入の是非はまだ検討中なので決まり次第ご連絡します。

「けんとう中」は新サービスの導入をじっくりと考えているということなので「検討」を使います。

例文2:お忙しい中お手数をおかけいたしますが、◯◯の件についてご検討のほどよろしくお願いいたします。

「ごけんとうよろしくお願いします」はじっくり考えて判断してほしいということなので「検討」を使います。

「見当」の例文

例文1:その事件の犯人の見当はついているが、証拠がまだ見つかっていない。

「犯人のけんとうはつく」は、犯人の予想はついているということなので「見当」を使います。まだ証拠が見つかっていないので犯人の目星をつけているということです。「見当」を使って表現されている状況には、直感や勘が働いているということを意味します。

例文2:レストランの場所は地図で大体の見当をつけてきたが、実際にはわかりにくくて道に迷ってしまった。

「場所のけんとうをつけてきた」は、場所の大体の予想はつけてきたということなので「見当」を使います。

論文・小論文で「検討」と「見当」を使い分ける視点

「検討」は熟考すること、「見当」は大体の予想をすることを意味します。2つの意味はちょうど反対の意味となるため、漢字を間違えると意味の通じない文章になってしまいます。論文・小論文では、はき違えのないように気を付けましょう。

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