「顎で使う」の意味 「顎で使われる」「顎で使われたくない」などの例文 

「顎で使う」は日常でよく使われる慣用句ですが、実際の文中ではどのように使うといいのでしょうか。ここでは「顎で使う」の意味と例文を紹介していきます。

「顎で使う」の読み方

読み方:あごでつかう
「顎で使う」は「あごでつかう」と読みます。「顎を使う」は間違いなので気を付けましょう。

「顎で使う」の意味

意味:威張った態度で相手に色々と指図すること
「顎で使う」は日本の古来の慣習に由来します。身分の高い人がむやみに顔を見せると危険が及ぶため、顔を隠して手下の者に指示を出すことが多かったところから、「顎で使う」という慣用句ができたと言われています。「顎で使われる」「顎で使われたくない」など、自分が顎で使うだけでなく、相手から受けるという意味でも使われます。

「顎で使う」の例文

例文1:後輩は大人しいので、ついつい顎で使うのが日常となってしまった。
例文2:しょっちゅう部下顎で使ううちに、無視されるようになってしまった。

「顎で使われる」の例文

例文1:一番年下だからといって何かというと顎で使われたらいい気はしない。
例文2:弟は気弱なのでいつも先輩たちに顎で使われている。

「顎で使われたくない」の例文

例文1:上の人から顎で使われたくないなら毅然とした態度で断ることも時には大事だ。
例文2:顎で使われたくないけれど、あの教授には逆らえないので仕方がない。

「顎で使う」をうまく用いる

「顎で使う」は日常よく使う慣用句です。使い方を理解して、論文・小論文でも役立てましょう。