「石にかじりついても」の意味 「石にかじりつく」「石にかじりついてでも」などの例文

「石にかじりついても」「石にかじりつく」「石にかじりついてでも」などは日常でもよく使われる慣用句です。それでは具体的にどんな感じに使うとよいのでしょう。ここでは「石にかじりついても」の意味と「石にかじりつく」「石にかじりついてでも」などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「石にかじりついても」の読み方

読み方:いしにかじりついてでも
「石にかじりついても」の「かじりつく」は「噛みつく」「食いつく」という意味です。そのため、「齧じりつく」と漢字で表記することもありますが、「齧」という漢字は異体字のため、一般的にはひらがなで表記します。
「石にかじりついても」の意味
意味:苦労することになるとしても、なんとしても
「石にかじりついても」の「かじりつく」はしっかりと歯でかみつくということに由来すると言われています。そこから、しっかりとくっついて離れない、転じてしがみつくという意味になったと言われています。そこから、「石にしがみついても」「石にくいついても」との誤用もあるので気を付けましょう。「石にかじりついても」は「石にかじりつく」「石にかじりついてでも」などのバリエーションがありますが、「石にかじりついても」の形で一つの慣用句となっているため、大きく形が崩れるようなバリエーションはありません。また、類語に「雨が降ろうが槍が降ろうが」などがあります。

「石にかじりついても」の例文

例文1:石にかじりついてもこのプロジェクトは成功させたい。
例文2:父の長年の悲願だった出店なので、石にかじりついても成功させる意気込みです。

「石にかじりつく」の例文

例文1:レギュラー獲得のために石にかじりつくガッツでがんばりたい。
例文2:もう再チャレンジはないので石にかじりつくつもりで臨みたい。

「石にかじりついてでも」の例文

例文1:石にかじりついてでもこの難局を切り抜けて見せます。
例文2:この会社で活躍するのが夢だったので、石にかじりついてでも入社を狙います。

「石にかじりついても」をうまく用いる

「石にかじりついても」は日常によく使われる慣用句です。意志の強さを表現できる慣用句でもあるので使えると便利です。論文・小論文でも積極的に使っていきましょう。