「蟻の穴から堤も崩れる」はあまり耳にすることがない故事成語なのですが、使えたら教養が深く感じられる言葉でもあるので、積極的に使っていきましょう。それでは、具体的にはどのように使えばいいのでしょうか。ここでは「蟻の穴から堤も崩れる」の意味や例文を紹介していきます。
「蟻の穴から堤も崩れる」の読み方
読み方:ありのあなからつつみもくずれる
「蟻の穴から堤も崩れる」の意味
意味:ちょっとの油断が大きな失敗や損害につながるということ
「蟻の穴から堤も崩れる」の例文
例文1:気になるところは徹底的に詰めておかないと、蟻の穴から堤も崩れるの言葉通り、プロジェクト自体が軌道に乗らず失敗に終わってしまうかもしれない。
例文2:危険物を扱っているのに些細なチェックを怠るだなんて、蟻の穴から堤も崩れるでいつ大事につながるかわかったものではない。
例文3:上司からも蟻の穴から堤も崩れるって戒められているから、ちょっとしたミスもないように気を付けたい。
例文4:蟻の穴から堤も崩れるで小さな欠陥を放置していると、あとで取り返しのつかないことになるかもしれない。
例文5:今のうちに社内の反対派を懐柔しておかないと、蟻の穴から堤も崩れるということにもなりかねないよ。
「蟻の穴から堤も崩れる」をうまく用いる
「蟻の穴から堤も崩れる」は使うには難しく感じられる故事成語でもあります。一種の戒めとして「蟻の穴から堤も崩れる」を使うのもありかもしれませんね。論文・小論文でも積極的に使って語彙力アップを目指しましょう。