「火花を散らす」の意味 「火花を散らして」「火花を散らした」などの例文

「火花を散らす」は日常でもよく使われる慣用句です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「火花を散らす」の意味と例文や「火を散らす」などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「火花を散らす」の読み方

読み方:ひばなをちらす
「火花を散らす」の「火花」は「かか」ではなく「ひばな」と読みます。また「火花」でなく「火」を使っても構いません。「火花を散らす」は「火を散らす」などのバリエーションがあります。類語は「しのぎを削る」などがあります。

「火花を散らす」の意味

意味:互いに激しく争うこと
「火花を散らす」は刀と刀を交えて激しくぶつかり合い、火花が飛び散る様子に由来すると言われています。 状況としては、刀を交えているので互いに正面を向かい合っており、火花が飛び散るということは、それだけ激しく戦っていることを意味していると言われています。

「火花を散らす」の例文

例文1:2人はライバルだから勉強にクラブにと何かにつけて火花を散らす。
例文2:兄弟で火花を散らす争いをするのは勘弁してほしい。

「火花を散らして」の例文

例文1:2人は目を合わせるとすぐ火花を散らして喧嘩になるので、一緒の場所に居させないようにしよう。
例文2:ニ大メーカーはお互いに火花を散らしてシェア拡大に励んだ。

「火花を散らした」の例文

例文1:劇の主役の座をかけて劇団員同士は火花を散らした。
例文2:彼女を取り合って男性たちが火花を散らした。

「火花を散らす」をうまく用いる

「火花を散らす」 「火花を散らして」「火花を散らした」は日常でよく使われる慣用句です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。