「耳を疑う」の意味 「耳を疑った」などの例文

「耳を疑う」は日常でもよく使われる慣用句です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「耳を疑う」の意味と例文や「耳を疑った」などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「耳を疑う」の読み方

読み方:みみをうたがう
「耳を疑う」の「耳」は「じ」ではなく「みみ」と読みます。「耳を疑う」は「耳を疑った」などのバリエーションがあります。

「耳を疑う」の意味

意味:思いがけないことを聞いて、聞き間違ったかと思うこと
「耳を疑う」の「耳」は「聞く能力」という意味で、「疑う」は「本当かどうか怪しいと思う」ということを意味します。ここから自分の耳に疑いを持つことを意味し、そこから驚く、信じられないという意味で使われるようになったと言われています。

「耳を疑う」の例文

例文1:会社がインサイダー取引に関与してるなんて耳を疑うよ。
例文2:学年一のんきな彼がIT会社を起業するなんて耳を疑う話だ。
例文3:彼が脱サラしてYouTuberになるなんて耳を疑うよ。

「耳を疑った」の例文

例文1:親友の訃報に接し思わず耳を疑った。
例文2:日経平均の10%を超える下落の報を聞いて思わず耳を疑った。
例文3:いきなり主役の代役を命じられて耳を疑った。

「耳を疑う」をうまく用いる

「耳を疑う」「耳を疑った」は日常でよく使われる慣用句です。主観的な表現として用いられることが多いので、自分の体験などを書くときに用いるといいかもしれません。