「弓折れ矢尽きる」の意味 「刀折れ矢尽きる」などの例文

「弓折れ矢尽きる」は日常でもよく使われる慣用句です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「弓折れ矢尽きる」の意味や「刀折れ矢尽きる」などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「弓折れ矢尽きる」の読み方

読み方:ゆみおれやつきる

「刀折れ矢尽きる」の読み方

読み方:かたなおれやつきる
「弓折れ矢尽きる」「刀折れ矢尽きる」の「弓」は「こう」ではなく「ゆみ」と読みます。また「刀」は「とう」ではなく「かたな」と読みます。「弓折れ矢尽きる」は「刀折れ矢尽きる」などのバリエーションがあります。

「弓折れ矢尽きる」「刀折れ矢尽きる」の意味

意味:力も手段も尽きてどうしようもなくなること
『五代史平話ー晋史平話』のストーリーに由来すると言われています。契丹いう異民族に攻められた後晋の武将、沈ちん斌ひんは敵軍に占領され、落城寸前の状態に追い込まれました。その時、敵の将軍の降伏勧告に「弓折れ箭や尽くれば、国のために死ぬだけだ」と述べ、翌日、落城と共に自殺したというお話です。

「弓折れ矢尽きる」の例文

例文1:弓折れ矢尽きるような状況まで追い込まれた。
例文2:弓折れ矢尽きるまで頑張ったのに結果を出すことができなかった。
例文3:このプロジェクトのために弓折れ矢尽きるまで頑張りたいと思う。

「刀折れ矢尽きる」の例文

例文1:今度こそは刀折れ矢尽きるまで頑張ってみよう。
例文2:刀折れ矢尽きるといった感じで、もう敵は反撃してこなくなった。
例文3:たとえ相手が強豪校であっても刀折れ矢尽きるまで諦めず戦おう。

「弓折れ矢尽きる」をうまく用いる

「弓折れ矢尽きる」は日常でよく使われる慣用句です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。

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