「大山鳴動して鼠一匹」の意味 「泰山鳴動して鼠一匹」などの例文

「大山鳴動して鼠一匹」は日常でもあまり使われることのないことわざです。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「大山鳴動して鼠一匹」の意味や 「泰山鳴動して鼠一匹」 などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「大山鳴動して鼠一匹」「泰山鳴動して鼠一匹」の読み方

読み方:たいざんめいどうしてねずみいっぴき
「大山鳴動して鼠一匹」の「大山」は「だいさん」ではなく「たいざん」と読みます。「泰山」と書いても構いません。また「鳴動」は「めいどう」と読みます。「鼠」は「ねずみ」と読みます。「大山鳴動して鼠一匹」は「泰山鳴動して鼠一匹」などのバリエーションがあります。

「大山鳴動して鼠一匹」「泰山鳴動して鼠一匹」の意味

意味:大騒ぎした割には大したことがない結果に終わること
「大山鳴動して鼠一匹」「泰山鳴動して鼠一匹」は古代ローマの詩人ホラティウスの詩の一節「山々は産気づいて、一匹のバカらしいハツカネズミが生まれる」という意味のラテン語が由来だと言われています。山がうごめき驚いたら出てきたのはハツカネズミ一匹だったというところから、「大山鳴動して鼠一匹」「泰山鳴動して鼠一匹」と言われるようになったと言います。

「大山鳴動して鼠一匹」の例文

例文1:息子が救急車で運ばれたといわれて心配したが、大山鳴動して鼠一匹でただの擦り傷だった。
例文2:悲鳴がしたので驚いたら、大山鳴動して鼠一匹でゴキブリが出ただけだった。
例文3:大山鳴動して鼠一匹だったら恥ずかしいので、本当に自分たちに解決できないトラブルなのかどうかよく確認しよう。

「泰山鳴動して鼠一匹」の例文

例文1:息子が泣いていたが、彼は泰山鳴動して鼠一匹なところがあるので、ほっておいても大丈夫だろう。
例文2:テストは難しいといわれてさんざん勉強していったが、泰山鳴動して鼠一匹でたいしたことなかった。
例文3:泰山鳴動して鼠一匹、消防車も出動する大騒ぎだったが、小さなボヤで彼がすでに消してしまった。

「大山鳴動して鼠一匹」をうまく用いる

「大山鳴動して鼠一匹」は日常あまり使われることのないことわざです。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。

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