「柳に風」の意味と例文

「柳に風」は日常であまり使われることのない慣用句です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「柳に風」の意味と例文を紹介していきます。

「柳に風」の読み方

読み方:やなぎにかぜ
「柳に風」の「柳」は「りゅう」ではなく「やなぎ」と読みます。また「風」は「ふう」ではなく「かぜ」と読みます。「柳に風」はこの形で慣用句になっているため、その他のバリエーションはありません。対義語は「売り言葉に買い言葉」などがあります。

「柳に風」の意味

意味:逆らわない物は災いを受けないということ、または、相手が強い調子であっても、さらりとかわして巧みにやり過ごすこと
「柳に風」は柳が風になびく様子から逆らわないという意味に使われていますが、人の意見を心に留めず聞き流すことを意味する「馬耳東風」や少しの手応えもないことを意味する「暖簾に腕押し」とは使い方が異なります。

「柳に風」の例文

例文1:何を言われても柳に風で暮らしているとストレスはない。
例文2:息子は何を言われても柳に風で、意外と世渡り上手かもしれない。
例文3:先生から課題をやり直したほうがいいと言われていたが、忙しいのでうまく柳に風で受け流していたら、とうとう留年してしまった。
例文4:彼は誰から何を言われてもうまくかわして柳に風なので、ストレスとは無縁だ。

「柳に風」をうまく用いる

「柳に風」は日常であまり使われることのない慣用句です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。

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