「杓子定規」の意味 「臨機応変」などの例文

「杓子定規」は日常でもよく使われる四字熟語です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「杓子定規」の意味や例文を紹介していきます。

「杓子定規」の読み方

読み方:しゃくしじょうぎ
「杓子定規」の「杓子」は「しゃくし」と読みます。また「定規」は「じょうぎ」と読みます。「杓子定規」はこの形で四字熟語になっているため、その他のバリエーションはありません。対義語は「当意即妙」「臨機応変」などがあります。

「杓子定規」の意味

意味:何事もひとつの形式に当てはめて考え、融通が利かないこと

「杓子定規」の「杓子」は調理器具のおたまやしゃもじのことですが、昔は柄が曲がったものを使っていました。 その曲がった柄を無理やり定規として使おうとしたことからこの言葉は由来していると言われています。ここから、「杓子定規」は一つの基準にこだわりそれだけで物事を決めようとするという意味になり、ネガティブなニュアンスを含む言葉となりました。

「杓子定規」の例文

例文1:わが校の校則が杓子定規すぎてちょっとでも異なっていると罰則対象となるので気が抜けない。
例文2:彼はすべてにおいて杓子定規で融通が利かない。
例文3:彼の杓子定規な言い方に腹が立った。
例文4:杓子定規なやり方だと、時代には合わなくなってくる。
例文5:杓子定規じゃなくて、柔軟性に考えた方が新しいアイデアが出るだろう。

「杓子定規」をうまく用いる

「杓子定規」は日常でよく使われる四字熟語です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。

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