「尻尾を出す」の意味 「メッキがはがれる」などの例文

「尻尾を出す」は日常でもよく使われる慣用句です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「尻尾を出す」の意味や「メッキがはがれる」などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「尻尾を出す」の読み方

読み方:しっぽをだす

「メッキがはがれる」の読み方

読み方:めっきがはがれる
「尻尾を出す」の「尻尾」は「しっぽ」と読みます。「尻尾を出す」は「尻尾を出した」などのバリエーションがあります。類語は「馬脚を露す」「メッキがはがれる」などがあります。

「尻尾を出す」「メッキがはがれる」の意味

意味:隠していたことやごまかしていたことが露見する、ぼろを出す
「尻尾を出す」は民話に由来があると言われています。化けた狐や狸が尻尾を出して正体を見破られるところから、「尻尾を出す」はぼろを出すという意味で使われるようになったようです。「メッキがはがれる」の「メッキ」は金属の表面に金を成膜することですが、そこが剥げて地金が見えてしまうことに由来していると言われています。

「尻尾を出す」の例文

例文1:容疑者が尻尾を出すよう少し鎌をかけてみます。
例文2:こんな簡単な尋問で尻尾を出すとは思わなかった。
例文3:これだけ時間をかけて泳がせれば、そのうち尻尾を出すだろう。

「メッキがはがれる」の例文

例文1:有名大学生だと言っていた彼は、ちょっとしたきっかけでメッキがはがれてしまった。
例文2:メッキがはがれたらすぐそこから核心をつけ。
例文3:つじつまが合わなくなってすっかりメッキがはがれてしまった。

「尻尾を出す」「メッキがはがれる」をうまく用いる

「尻尾を出す」「メッキがはがれる」は日常でよく使われる慣用句です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。

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