「名を揚げる」の意味　「名を成す」などの例文

「名を揚げる」は日常でもよく使われる慣用句です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「名を揚げる」の意味や「名を成す」などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「名を揚げる」の読み方

読み方：なをあげる

読み方：なをなす

「名を揚げる」の「名」は「みょう」ではなく「な」と読みます。また「揚げる」は「上げる」ではなく「揚げる」の漢字を使います。「名を成す」の「成す」は「せい」ではなく「なす」と読みます。「名を揚げる」は「名を成す」などのバリエーションがあります。

意味：有名になったり名誉を得たりすること

「名を揚げる」の「名」は名誉や体裁の意味で、「揚げる」は低いところから高いところに移す意味です。そこから、「名を揚げる」は名誉や体裁を上げるという意味になったと言われています。

例文1：この研究が成功すれば大学は一気に名を揚げることになるだろう。

例文2：名を揚げるにはそれなりの努力が必要になるよ。

例文3：彼はミュージシャンとして名を揚げたいと思って都会に出てきた。

例文1：彼は建築家として名を成した。

例文2：本を書いて名を成したいと思っていたが、なかなか有名にはならなかった。

例文3：俳優としては名を成さなかったけれど、後悔はしていない。

「名を揚げる」は日常でよく使われる慣用句です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。