「 二兎を追う者は一兎をも得ず」の意味と例文

「 二兎を追う者は一兎をも得ず」は日常でもよく使われる慣用句です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「 二兎を追う者は一兎をも得ず」の意味と例文を紹介していきます。

「 二兎を追う者は一兎をも得ず」の読み方

読み方:にとをおうものはいっとをもえず
「 二兎を追う者は一兎をも得ず」の「兎」は「うさぎ」ではなく「と」と読みます。また「一兎」は「いつと」ではなく「いっと」と読みます。「二兎を追う者は一兎をも得ず」はこの形で慣用句になっているため、その他のバリエーションはありません。

「 二兎を追う者は一兎をも得ず」の意味

意味:欲ばって二つの物事を同時に得ようとすると、どちらも失敗したり、中途半端に終わったりするものなので、あちこちと気を取られることなく、一つの物事に集中せよという戒め
「二兎を追う者は一兎をも得ず」は二羽の兎を同時に捕まえようとすると、結局は一羽も捕まえられないということを言った西洋のことわざが由来だと言われています。

「 二兎を追う者は一兎をも得ず」の例文

例文1:勉強も遊びもと頑張ることはいいことだが、二兎を追う者は一兎をも得ずで結局何も身につかないかもしれないよ。
例文2:二兎を追う者は一兎をも得ずというから、私は今は勉強に集中したいと思う。
例文3:あっちもこっちも行きたいと欲張って旅行プランを立てたせいで、二兎を追う者は一兎をも得ずでどこも満足に見ることができなかった。
例文4:二兎を追う者は一兎をも得ずにならないように、資格取得は一年一種類に限定している。
例文5:二兎を追う者は一兎をも得ずで、習い事をたくさんしていた割にはどれもものになっていない。

「 二兎を追う者は一兎をも得ず」をうまく用いる

「 二兎を追う者は一兎をも得ず」は日常でよく使われる慣用句です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。

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