「兜を脱ぐ」の意味 「兜を脱いで」「兜を脱がざるを得ない」などの例文

「兜を脱ぐ」は日常でもたまに耳にする慣用句です。それでは具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「兜を脱ぐ」の意味や「兜を脱いで」「兜を脱がざるを得ない」などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「兜を脱ぐ」の読み方

読み方:かぶとをぬぐ
「兜を脱ぐ」の「兜」は「かぶと」と読みます。「兜を脱ぐ」は「兜を脱いで」「兜を脱がざるを得ない」などのバリエーションがあります。

「兜を脱ぐ」の意味

意味:相手の力を認めて降参すること
「兜を脱ぐ」は昔、戦いに負けた武士が敗北を認めたしるしに兜を脱いだことに由来すると言われています。ここから、「兜を脱ぐ」は相手の力量や情熱などが自分よりも勝っている時にそれを認めて降参するという意味で使われるようになったと言われています。

「兜を脱ぐ」の例文

例文1:あなたが兜を脱ぐまで私は戦い続ける。
例文2:兜を脱ぐのは徹底的にやり尽くしたと思える時だ。

「兜を脱いで」の例文

例文1:頑固な油汚れを自分で解決しようと思ったけれど、やっぱり自力ではうまくいかず兜を脱いで業者に頼むことにした。
例文2:わからない問題はさっさと兜を脱いで教えを乞う方がいいだろう。

「兜を脱がざるを得ない」の例文

例文1:私はそろばんを使った計算の速さが自慢だったけど、私より速く暗算できる君には兜を脱がざるを得ないな。
例文2:若くして頭角を表す彼がオリンピックにやって来たら、私も兜を脱がざるを得ないかもしれないな。

「兜を脱ぐ」をうまく用いる

「兜を脱ぐ」は日常でたまに耳にする慣用句です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしましょう。

You cannot copy content of this page

タイトルとURLをコピーしました