「恩を仇で返す」の意味 「恩を仇で返した」「恩を仇で返された」などの例文

「恩を仇で返す」は日常でもよく使われる慣用句です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「恩を仇で返す」の意味と例文を紹介していきます。

「恩を仇で返す」の読み方

読み方:おんをあだでかえす
「恩を仇で返す」の「仇」は「あだ」と読みます。「恩を仇で返す」はこの形で慣用句になっているため、その他のバリエーションはありません。類語は「飼い犬に手を噛まれる」「後足で砂をかける」などがあります。

「恩を仇で返す」の意味

意味:面倒を見ていた人から思いがけない害を受けること
「恩を仇で返す」は対極にある「恩」と「仇」という言葉で、「感謝すべき相手に対して害を与える」ということわざになったと言われています。

「恩を仇で返す」の例文

例文1:うちの猫は可愛がっているのにすぐ噛みついて恩を仇で返すようなことをする。
例文2:友達にCDを貸したらほかの友人に又貸しされた。恩を仇で返すとはこのことか。

「恩を仇で返した」の例文

例文1:何も言わずに転職してしまったので恩を仇で返したと思われているだろうか。
例文2:せっかく親に大学の学費を出してもらったのに中退してしまって、恩を仇で返した形になってしまった。

「恩を仇で返された」の例文

例文1:ここまで大きく育ててきたのに、親に暴言を吐くなんて恩を仇で返された気分だ。
例文2:ちゃんとした研究者になるようしっかり育てたのに、勝手に研究者をやめて企業に就職するなんて恩を仇で返された。

「恩を仇で返す」をうまく用いる

「恩を仇で返す」は日常でよく使われる慣用句です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。

You cannot copy content of this page

タイトルとURLをコピーしました