「恩に着る」の意味と例文

「恩に着る」は日常でもよく使われる慣用句です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「恩に着る」の意味と例文を紹介していきます。

「恩に着る」の読み方

読み方：おんにきる

「恩に着る」の「恩」は「おん」と読みます。「恩に着る」はこの形で慣用句になっているため、その他のバリエーションはありません。

意味：人からの恩をありがたく思うこと

「恩に着る」の「着る」は、「罪を着る」と同じように受ける、身に負うという意味があります。ここから「恩に着る」は他人からの恩をありがたく受けるという意味になったと言われています。

例文1：経営に困っている時にこんな大金を貸してくれるなんて恩に着るよ。

例文2：いつも息子のことを気にかけてくれて恩に着ます。

例文3：迷惑かなと思ったけれど恩を着るって言われたので、感謝されてたようでよかった。

例文4：別に君を助けようとして助けたわけじゃないんだから、君が恩に着る必要はない。

例文5：手伝ってくれるだなんて一生恩に着るよ。

「恩に着る」は日常でよく使われる慣用句です。様々な場面で使われるので論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。