「足が地に着かない」の意味 「足が地に着いていない」「地に足を着ける」などの例文

「足が地に着かない」は良く日常的に使う言葉ですが、具体的にはどうやって使えばいいでしょう。ここでは「足が地に着かない」の意味と「足が地に着いていない」「地に足を着ける」などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「足が地に着かない」の読み方

読み方:あしがちにつかない
「足が地に着かない」は「あしがちにつかない」と読みます。「足に地が着かない」「足が地に着く」などは間違いになるので気を付けましょう。対義語は「地に足を着ける」になります。

「足が地に着かない」の意味

意味:気持ちが高ぶり落ち着きを失う。考えや行動が浮ついていて一つに定まらない
「足が地に着かない」は足が地に着いておらずフラフラしている状況から由来しています。気持ちが高ぶると夢心地のように心ここにあらずである状況や、気持ちがフラフラとしていてどっしり構えてひとつのことを着実にこなすという心境でないことから来ている言葉です。

「足が地に着かない」の例文

例文1:まさか私が選ばれるなんて、今も信じられなくてまるで足が地に着かないような夢心地だ。
例文2:芸人になると言ってみたり、声優になるといってみたり、彼は芯がぶれて足が地に着かない。

「足が地に着いていない」の例文

例文1:ユーチューバーになりたいなんていうと、きっと足が地に着いていないと言われそうだ。
例文2:彼の恋愛は足が地に着いていない感じで、すぐに別れてはまた新しい人と付き合う。

「地に足を着ける」の例文

例文1:地に足を着けて生きていきたいと思っています。
例文2:もう歳なのだから地に足を着ける生き方を考えなければならないだろう。

「足が地に着かない」をうまく用いる

「足が地に着かない」は日常によく使われる慣用句です。足と地の関係など間違いやすい言葉でもあるので、正しく理解して論文・小論文で使えるようにしておきましょう。