「肝を冷やす」「胆を冷やす」の意味 「肝を冷やされる」「肝を冷やした」などの例文

驚いた時の表現の1つとして「肝を冷やす」はよく使われます。この慣用句は実際にどのように使えばいいでしょう。ここでは「肝を冷やす」の意味や「肝を冷やされる」「肝を冷やした」などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「肝を冷やす」「胆を冷やす」の読み方

読み方:きもをひやす
「肝を冷やす」は「胆を冷やす」でも構いません。「肝」「胆」はどちらも「きも」と読みます。「肝を冷やす」は「肝を冷やした」などのバリエーションがあります。

「肝を冷やす」「胆を冷やす」の意味

意味:恐ろしいことにあったり驚くことにあったりしてぞっとすること
「肝を冷やす」「胆を冷やす」の「肝」「胆」は肝臓をはじめとした内臓の総称、中心部分、心などを意味します。「冷やす」はひやっとさせられるという意味なので、「肝を冷やす」で脅かされたり驚かされたりしてぞっとするという意味を表します。

「肝を冷やす」の例文

例文1:もう歳だし、ちょっとしたことで血圧も上がるので、肝を冷やすようなことはやめてもらいたい。
例文2:子供は大人が肝を冷やすような行動を平気でする。

「肝を冷やされる」の例文

例文1:彼のやり方はいつも綱渡りで肝を冷やされる。
例文2:戦場では肝を冷やされるようなことの連続だ。

「肝を冷やした」の例文

例文1:屋根から落ちそうになって肝を冷やした。
例文2:車の運転中に急に子供が飛び出してきて肝を冷やした。

「肝を冷やす」「胆を冷やす」をうまく用いる

「肝を冷やす」は漫画のセリフなどでもよく出てきますよね。日常でも使われる慣用句なので正しく理解して、論文・小論文でもきちんと使えるようにしておきましょう。

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