「意を決して」の意味と例文

「意を決して」は日常でもよく使われる慣用句です。それでは、具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「意を決して」の意味と例文を紹介していきます。

「意を決して」の読み方

読み方:いをけっして
「意を決して」の「決して」は「けして」ではなく「けっして」と読みます。「意を決して」はこの形で慣用句になっているため、その他のバリエーションはありません。

「意を決して」の意味

意味:考えをはっきり決めること
「意を決して」の「意」は「気持ち・考え」という意味で、「決する」は「決める」という意味です。ここから「気持ちや考えを決める」という意味になったと言われています。

「意を決して」の例文

例文1:もしかするとクビになるかもと思ったけれど、意を決して会社に直訴してみた。
例文2:きっと信じてもらえないと思って誰にも言わなかったが、彼女だけには知ってほしいと思って意を決して話してみた。
例文3:会社を辞めたことを家族に黙っていたが、このままでもいられないので、意を決して打ち明けた。
例文4:仲間を助けるため、意を決して敵陣に攻め込んだ。
例文5:意を決して好きだったあの子に告白した。

「意を決して」をうまく用いる

「意を決して」は日常でよく使われる慣用句です。論文・小論文でもきちんと理解して使えるようにしておきましょう。