かいきん賞 「解禁」「開襟」「皆勤」正しい漢字はどれ?

「かいきん」は「解禁」「開襟」「皆勤」がありますが、それぞれの意味は違います。論文・小論文ではきちんと理解して語彙力アップにつなげましょう。ここでは、「解禁」「開襟」「皆勤」のそれぞれの意味の違いや例文について解説していきます。

「解禁」「開襟」「皆勤」の違い

解禁(かいきん)
意味:禁止されていたことが解かれること。
開襟(かいきん)
意味:襟を開くこと。または開くようにした襟。
「開襟」は開襟シャツの略語のことを言うこともあります。また、転じて自分の心中を他人に打ち開けることを意味することもあります。
皆勤(かいきん)
意味:無欠勤。無欠席。
「皆勤」は一定期間内を、指定の休日以外は1日も休まずに出席・出勤することを意味します。

かいきん賞は皆勤が正しい

「かいきん賞」は無欠勤・無欠席に与えられる賞なので、ここでは「皆勤」が正解です。

「解禁」の例文

例文1:病気が治ったので、今日からお酒も解禁です。

「お酒もかいきん」は禁止されていたお酒が解かれることを意味するので、ここでは「解禁」を使います。

例文2:ようやくアユ漁が解禁しました。

「アユ漁がかいきんした」は禁止されていたアユ漁が解かれたことを意味するので、ここでは「解禁」を使います。

「開襟」の例文

例文1:開襟するタイプのシャツなのでネクタイは締められない。

「かいきんするタイプのシャツ」は襟の開くタイプのシャツのことなので、ここでは「開襟」を使います。

例文2:第2ボタンまで開襟して着崩したほうが素敵だ。

「かいきんして着崩す」は襟を開いて着崩すということなので、ここでは「開襟」を使います。

「皆勤」の例文

例文1:彼は勤めて5年になるが、一度も休まず皆勤だ。

「一度も休まずかいきんだ」は一度も無欠勤ということなので、ここでは「皆勤」を使います。

例文2:皆勤賞を目標にしていたので、風邪をひいても休まず学校に行った。

「かいきん賞」は無欠席の賞のことなので、ここでは「皆勤」を使います。

論文・小論文で「解禁」「開襟」「皆勤」を使い分ける視点

「かいきん」は「解禁」「開襟」「皆勤」がありますが、それぞれの意味は異なります。「解禁」は禁止を解かれること、「開襟」は襟を開くこと、「皆勤」は無欠席・無欠勤のことを意味します。論文・小論文ではきちんと理解した上で使えるようにしていきましょう。

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