干支のうし 「牛」「丑」正しい漢字はどっち?

「うし」には「牛」「丑」がありますが、それぞれの使うシーンは異なります。論文・小論文では正しく使えるようにしていきましょう。ここでは、「牛」「丑」のそれぞれの意味の違いや例文について解説していきます。

「牛」と「丑」の違い

牛(うし)
意味:動物のウシ。
丑(うし)
意味:十二支のウシ。
「丑」は常用外漢字です。十二支は昔、数を数えるための記号として使われていました。干支を覚えやすくするためにも文字に分かりやすい動物をあてはめるようにして、「丑」は「牛」に結び付けられただけのため、「うし」と読みますが牛とは関係のない言葉です。

干支のうしは丑が正しい

「干支のうし」は干支の数を数えるための記号なので、ここでは「丑」が正解です。

「牛」の例文

例文1:ヒンドゥー教では牛は神様とされて食べられることはない。

「うしは神様」は動物のウシは神様ということなので、ここでは「牛」を使います。

例文2:牛乳といえば、たいていは牛のミルクのことを指す。

「うしのミルク」は動物のウシのミルクのことなので、ここでは「牛」を使います。

「丑」の例文

例文1:土用の丑の日は体調を崩さないよううなぎを食べてしっかり栄養をとるといい。

昔の暦では日にちを十二支で数えていました。そのため、「土用のうしの日」は土用の期間に訪れる丑の日のことを意味するため、ここでは「丑」を使います。土用は立夏・立秋・立冬・立春直前の約18日間の季節の変わり目の期間を表します。

例文2:丑三つ時は幽霊が出るといううわさがある。

「うし三つ時」は昔は時刻を十二支で数えていたため、ウシの刻の3つ目ということで、午後2時頃から2時半頃を意味するため、ここでは「丑」を使います。

論文・小論文で「牛」と「丑」を使い分ける視点

「うし」は「牛」「丑」がありますが、それぞれの使われるシーンは違います。「牛」は動物のウシ、「丑」は数を数える時に使います。論文・小論文では音が同じでもきちんと使い分けられるようにしておきましょう。