海面にしまかげが映る 「島影」「島陰」正しい漢字はどっち?

「しまかげ」は「島影」「島陰」がありますが、似ているようで意味は異なります。論文・小論文ではそれぞれの違いを理解して文中に書けるようにしていきましょう。ここでは「島影」「島陰」のそれぞれの意味の違いや例文について解説していきます。

「島影」と「島陰」の違い

島影(しまかげ)
意味:島の姿。海上に見える島の形。
島陰(しまかげ)
意味:島に隠れて見えない所。
島の中で、岬などの陰になって風波を避けられる所。

海面にしまかげが映るは島影が正しい

「海面にしまかげが映る」は島の姿のが映るということなので、ここでは「島影」が正解です。

「島影」の例文

例文1:海上から見える島影こそ、今から行く無人島です。

「海上から見えるしまかげ」は島の姿のことなので、ここでは「島影」を使います。

例文2:長い時間漂流してもうダメだと諦めかけた瞬間に、島影が見えてきたので助かったと思った。

「しまかげが見えてきた」は島の姿が見えてきたということなので、ここでは「島影」を使います。

「島陰」の例文

例文1:ここは島陰にある小さな湾だから誰も気づかない。

「しまかげにある」は島に隠れて見えない所のことをいうので、ここでは「島陰」を使います。

例文2:この海岸は島陰でクルーズ船からは見えないので、プライベートビーチのようなものです。

「この海岸はしまかげにある」は島に隠れて見えない所にあることをいうので、ここでは「島陰」を使います。

論文・小論文で「島影」と「島陰」を使い分ける視点

「しまかげ」は「島影」と「島陰」がありますが、「島影」は島の姿、「島陰」は島に隠れて見えないところと意味が異なります。論文・小論文で使う時は区別して使うようにしましょう。

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