「ゆうし」という漢字には「勇姿」と「雄姿」の2つがあるので、論文・小論文では使い分けができるようにしておきましょう。ここでは、「勇士」「勇姿」のそれぞれの意味の違いや例文について解説していきます。
「勇士」と「勇姿」の違い
勇士(ゆうし)
意味:勇者。
勇姿(ゆうし)
意味:勇ましい姿。
トップアスリートたちのゆうしは勇姿が正しい
「トップアスリートたちのゆうし」はトップアスリートたちの勇ましい姿のことなので、ここでは「勇姿」が正解です。
「勇士」の例文
例文1:通りには歴代の勇士たちの銅像が飾られていた。
「歴代のゆうし」は歴代の勇者のことなので、ここでは「勇士」を使います。
例文2:ゲームの世界には勇士がよく登場する。
「ゲームの世界のゆうし」はゲームの世界の勇者のことなので、ここでは「勇士」を使います。
「勇姿」の例文
例文1:選手団の勇姿に思わず胸が熱くなった。
「選手団のゆうし」は選手団の勇ましい姿ということなので、ここでは「勇姿」を使います。
例文2:オリンピックではたくさんの勇姿が見られ、感動のストーリーが作られる。
「ゆうしが見られる」は勇ましい姿が見られるということなので、ここでは「勇姿」を使います。
論文・小論文で「勇士」と「勇姿」を使い分ける視点
「ゆうし」は「勇士」「勇姿」という漢字がありますが、それぞれの意味は違います。「勇士」は勇者のこと、「勇姿」は勇ましい姿のことと覚えておきましょう。論文・小論文では特に漢字の意味に注目しておくとつながりで覚えやすくなります。