教授が急病できゅうこう処置となった 「休校」「休講」正しい漢字はどっち?

学校の休みに使う「きゅうこう」という漢字には「休校」「休講」がありますが、それぞれどんな違いがあるのでしょうか?論文・小論文ではよく間違える漢字の一つでもありますが、きちんと学んで使えるようにしていきましょう。ここでは「休校」「休講」それぞれの意味の違いや例文について解説していきます。

「休校」と「休講」の違い

休校(きゅうこう)
意味:学校が授業を休むこと。
「休校」は、学校全体が本来は授業期間中であるにも関わらず授業を一時的に休みにすることを意味します。再開を予定しない場合は廃校となります。
休講(きゅうこう)
意味:教師が授業を休むこと。
「休講」は、教師が病気や出張などの都合で授業や講義を休みにすることを意味します。

教授が急病できゅうこう処置となったは休講が正しい

「教授が急病できゅうこう処置となった」は教授が授業を休むことなので、ここでは「休講」が正解です。

「休校」の例文

例文Ⅰ:インフルエンザで学校が休校となった。

「学校がきゅうこうとなる」は学校が授業を休むことなので、ここでは「休校」を使います。

例文2:コロナ感染症が流行ったときは学校は1か月近く臨時休校になった。

「臨時きゅうこう」は学校が臨時に授業を休むことなので、ここでは「休校」を使います。

「休講」の例文

例文1:学校についたとたん休講のお知らせが届いた。

「きゅうこうの知らせ」は教師が授業を休む知らせのことなので、ここでは「休講」を使います。

例文2:先生は風邪をひかれて今日は休講です。

「風邪をひかれてきゅうこう」は教師が風邪を引いて授業を休むことなので、ここでは「休講」を使います。

論文・小論文で「休校」と「休講」を使い分ける視点

学校の休みに使う「きゅうこう」は「休校」「休講」がありますが、それぞれ意味が違います。「休校」は学校都合、「休講」は教師都合と覚えておきましょう。論文・小論文ではそれぞれの意味を理解した上で文中にきちんと正しく使えるように学んでいきましょう。

 

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