「相槌を打つ」は日常でよく使われる慣用句ですが、具体的にはどのように使えばいいのかを見ていきましょう。「相槌を打つ」の意味、「相槌を打ちながら」「相槌を打たない」などのバリエーションの具体例を紹介していきます。
「相槌を打つ」の読み方
読み方:あいづちをうつ
「相槌を打つ」の意味
意味:相手に話の調子を合わせながら受け答えをする
「相槌を打つ」の例文
具体的に「相槌を打つ」を文中でどうやって使えばいいのか例文を見ていきましょう。
例文1: 相槌を打っているからといって、聞いているとは限らない。
例文2:どうでもいい話がダラダラと続いて聞き手側も相槌を打つことがなくなった。
「相槌を打ちながら」の例文
「相槌を打ちながら」という言い回しになると、そのあとに何かするという行為を表す文章が入ります。具体的にどう使っていくのか例文を見ていきましょう。
例文1:「うん、うん」と相槌を打ちながら、講演者の話を聞く。
例文2:母は相槌を打ちながら私の話を聞いていた。
「相槌を打たない」の例文
「相槌を打たない」は何も反応がないという状態のことです。相槌はタイミングよく打つと効果的ですが、タイミングが悪かったり、打たなかったりすると、相手に「聞いていない」と思われてしまいます。例文の中で具体的にどう使われるのかを見ていきましょう。
例文1:相槌を打たないと話を聞いていないように思われる。
例文2:話を聞いていると思われたくなかったので相槌を打たないようにした。
「相槌を打たれる」の例文
「相槌を打つ」は「相槌を打たれる」と受け身にすることもできます。具体的な例文を見ていきましょう。
例文1:いちいち相槌を打たれるのが苦手だ。
例文2:タイミングよく聞き手に相槌を打たれるとこちらとしても話しやすい。
「相槌を打つ」をうまく用いる
「相槌を打つ」は日常的によく使う慣用句です。論文・小論文の中でもよく使われる語句なので、きちんとした言い回しで覚えておきましょう。