たいこう措置 「対抗」「対向」正しい漢字はどっち?

「たいこう」という漢字は「対抗」「対向」の2つがありますが、それぞれの意味は全く違うため、使うときには注意が必要です。ちょっとした間違いで意味の通じない文になるというミスにつながります。ことがあるため、よく理解してしっかり的確に書けるようにしましょう。ここでは、「対抗」「対向」のそれぞれの意味の違いや例文について解説していきます。

「対抗」と「対向」の違い

対抗(たいこう)
意味:競い合うこと。
「紅白対抗歌合戦」など敵味方に分かれて競い合う様を表すときに「対抗」という語が使われます。
対向(たいこう)
意味:向かい合うこと。対面。
状態として向かい合っているという状態を表す語として「対向」は使われます。

たいこう措置は対抗が正しい

「たいこう措置」は相手の敵対的行為によってこちら側が実害を被ることが予測できるときに取るべき行動や行動計画を指します。相手と争っている状況なので「対抗」が正解です。

「対抗」の例文

例文1:クラス対抗リレーは体育祭のメインイベントだ。

「クラスたいこうリレー」はクラス同士で競い合うリレーのことなので、ここでは「対抗」を使います。

例文2:彼と私は昔からライバル同士だったので、テストとなるといつも対抗意識を燃やしてしまう。

「たいこう意識」は競い合う意識のことなので、ここでは「対抗」を使います。

「対向」の例文

例文1:車が対向車線にはみ出さないように運転できないと安全運転とは言えない。

「たいこう車線」は自分の進行方向と逆の方向を走る車の車線のことを意味します。向かい合っている状況を示すので、ここでは「対向」を使います。

例文2:スバルの水平対向エンジン搭載車にはファンが多い。

「水平対向エンジン」はピストンが向かい合ってボクシングのパンチを繰り出すかのようにピストン運動するので「対向」という語を使っています。

論文・小論文で「対抗」「対向」を使い分ける視点

「たいこう」という漢字は「対抗」が競い合うこと、「対向」が向かい合うことを意味します。それぞれ全く意味の違う漢字なので、論文・小論文を書く時は正しく使えるようにしましょう。

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