「一挙一動」の意味と例文

「一挙一動」は日常でもよく使われる四字熟語です。具体的にどのように使うのでしょうか。ここでは「一挙一動」の意味と例文を紹介していきます。

「一挙一動」の読み方

読み方:いっきょいちどう
「一挙一動」の「一挙」は「いちきょ」ではなく「いっきょ」と読みます。また「一動」は「いっどう」ではなく「いちどう」と読みます。「一挙一動」はこの形で四字熟語になっているため、その他のバリエーションはありません。類語は「一挙手一投足」などがあります。

「一挙一動」の意味

意味:ちょっとした動作やひとつひとつの振舞い
「一挙一動」の「一」は「ちょっと」や「一度」という意味があり、「一挙」でちょっと手を挙げたり、「一動」でちょっと体をを動かしたりという意味から来ている言葉です。「挙」は立ち居振る舞いやしぐさを表す「挙動」から来ているとも言われています。

「一挙一動」の例文

例文1:芸能人は一挙一動を人に見られているので気が抜けない。
例文2:彼の茶道の所作は一挙一動が大切だ。
例文3:彼女のことが好きなので、彼女の一挙一動が気になって仕方がない。
例文4:一流のインタビュアーは相手の一挙一動にも注目している。
例文5:目をそらさずにターゲットの男の一挙一動を監視する。

「一挙一動」をうまく用いる

「一挙一動」は対象者の様子や動きを指すのに使うことができます。相手の様子や動きに対して、気になったり、注目したり、監視したりという表現がしたい時には「一挙一動」が使えるシーンがあるかもしれませんね。論文・小論文でも書けるように、正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。