「大言壮語」の意味と例文

「大言壮語」は日常であまり聞くことのなくなった四字熟語です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「大言壮語」の意味と例文を紹介していきます。

「大言壮語」の読み方

読み方:たいげんそうご
「大言壮語」の「大言」は「だいごん」ではなく「たいげん」と読みます。また「壮語」は「ぞうご」ではなく「そうご」と読みます。「大言壮語」はこの形で四字熟語になっているため、その他のバリエーションはありません。類語は「大風呂敷を広げる」「大口を叩く」「ほらを吹く」などがあります。

「大言壮語」の意味

意味:自分の実力以上のことを言うこと、またはすること
「大言壮語」の「大言」は大きく言うことを意味し、「壮語」は偉そうなものの言い方、威勢のいい話しぶりなどを意味します。「大言」と「壮語」は似たような意味の言葉ですが、同じような意味を重ねることで、さらに強いニュアンスで自分の実力以上のことを言うことややることを言うようになったと言われています。「大言壮語」はマイナスのニュアンスを持つので、使い方には注意しましょう。

「大言壮語」の例文

例文1:彼はすぐ大言壮語を吐くのでみんなはあまり信用していない。
例文2:大言壮語ばかり吐く人は見栄っ張りなのかもしれないな。
例文3:彼の口から出る言葉は大言壮語ばかりで嫌気がさしてしまう。
例文4:彼の大言壮語の話ぶりはとても巧みでついつい騙されてしまう。
例文5:必ず優勝するなんて彼が大言壮語なことを言うので、弱小チームの我が野球チームはみんな驚いてしまった。

「大言壮語」をうまく用いる

「大言壮語」は日常であまり使われることのなくなった四字熟語です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。

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