「肝をつぶす」「胆をつぶす」の意味 「肝をつぶした」などの例文

ドラマなどでも「肝をつぶす」という表現が出てきたりしますよね。「肝をつぶす」はよく使われる慣用句となります。それでは具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「肝をつぶす」の意味や「肝をつぶした」などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「肝をつぶす」「胆をつぶす」の読み方

読み方:きもをつぶす
「肝をつぶす」は「胆をつぶす」と書くこともできます。どちらも「きもをつぶす」と読みます。「肝をつぶす」の「肝」は「かん」ではなく「きも」と読みます。「肝をつぶす」は「肝をつぶした」などのバリエーションがあります。

「肝をつぶす」「胆をつぶす」の意味

意味:とてもびっくりすること
「肝をつぶす」の「肝」は肝臓や内臓全般、物事の重要なところ、胆力、気力、精神力などを意味します。「つぶす」は失われるという意味なので、「肝をつぶす」で、胆力、気力、精神力など失うほどびっくりするという意味合いで使われていると言われています。

「肝をつぶす」の例文

例文1:肝をつぶすような衝撃的な光景を目にした。
例文2:運転していない車が急に動いたら誰でも肝をつぶすよね。
例文3:みんなが肝をつぶすようなお化け屋敷が完成した。

「肝をつぶした」の例文

例文1:危険な山岳路を走るラリーカーの猛スピードぶりに肝をつぶした。
例文2:死んだはずの友人から突然手紙が来て肝をつぶした。
例文3:綺麗なお嬢様がバックドロップの一撃で相手を倒したのをみて思わず肝をつぶした。

「肝をつぶす」をうまく用いる

「肝をつぶす」は強い表現でもありますので、使う場面を考えて用いましょう。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。