「胆が据わる」の意味 「胆が据わっている」「胆が据わっていない」などの例文

「胆が据わる」は日常でもよく使われる慣用句です。それでは、具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「胆が据わる」の意味や「胆が据わっている」「胆が据わっていない」などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「胆が据わる」の読み方

読み方1:きもがすわる
読み方2:たんがすわる
「胆が据わる」は「きも」とも「たん」とも読むことができます。また「肝が据わる」と書くこともできます。「据わる」は「座る」ではなく「据わる」を使います。「肝が据わる」は「胆が据わっている」「胆が据わっていない」などのバリエーションがあります。類語は「腹が据わる」などがあります。

「肝が据わる」の意味

意味:少々のことで驚いたり慌てたりせず、落ち着いている様子
「胆が据わる」の胆は内臓の相称のことで、「話の肝」などのように肝心なところという意味もあります。また、「肝っ玉」というと肝に宿っている精神を表しますが、同時に勇気や図太さなども表します。「据わる」は固定して動かないという意味になります。そこから、「胆が据わる」は精神や勇気が固定して動かないという意味になると言われています。

「肝が据わる」の例文

例文1:胆が据わっている人はきっと怖いものなんてないんだろうな。
例文2:トラブルが起きても彼は冷静に対処していた。胆が据わっているな。

「胆が据わっていて」の例文

例文1:彼はまだ若いのに胆が据わっていて、どんな顧客が来ても物怖じしないで対応できる。
例文2:彼女は胆が据わっていて行動力があるのでチームリーダーにふさわしいと思います。

「胆が据わっていない」の例文

例文1:胆が据わっていないと警察官なんて仕事は務まらないよ。
例文2:息子はお化け屋敷に入るとすぐ泣いて出てきてしまう。胆が据わっていないんだよね。

「胆が据わる」をうまく用いる

「胆が据わる」は日常でよく使われる慣用句です。また逆の意味で「胆が据わっていない」という表現もあります。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。

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