「取り付く島もない」の意味 「取り付く島がない」などの例文

「取り付く島もない」は日常でもよく使われる慣用句です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「取り付く島もない」の意味や「取り付く島がない」などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「取り付く島もない」の読み方

読み方:とりつくしまもない
「取り付く島もない」は「ひま」ではなく「島」を使います。「取り付く島もない」は「取り付く島がない」などのバリエーションがあります。類語は「木で鼻を括る」「けんもほろろ」などがあります。

「取り付く島もない」の意味

意味:人に話しかけられても不愛想で冷たく相手を顧みる態度が見られないこと
「取り付く島もない」は航海に出た船が嵐にあった時にできた言葉だと言われています。嵐に見舞われた時に頼りになるのは島ですが、上陸するべき島が見つからない状況のことを言ったと言われています。そこから、頼るべきものがないことを「取り付く島もない」と言うようになったと言われています。

「取り付く島もない」の例文

例文1:話し合いの場を設けたのに彼はまったく取り付く島もない。
例文2:口を開くなりうるさいと言われたら、取り付く島もない。
例文3:問題解決に乗り出そうと試みたが、権限がない私が相手では先方は取り付く島もなかった。

「取り付く島がない」の例文

例文1:彼の話に上司は取り付く島がなかった。
例文2:電話をしようにも取り付く島がないので、謝ることすらできない。
例文3:門前払いされるだなんて、まったく取り付く島がないな。

「取り付く島もない」をうまく用いる

「取り付く島もない」は日常でよく使われる慣用句です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。

You cannot copy content of this page

タイトルとURLをコピーしました