「火の車」の意味と例文

「火の車」は日常でもよく使われる慣用句です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「火の車」の意味と例文を紹介していきます。

「火の車」の読み方

読み方:ひのくるま
「火の車」の「火」は「か」ではなく「ひ」と読みます。また「車」は「しゃ」ではなく「くるま」と読みます。「火の車」はこの形で慣用句になっているため、その他のバリエーションはありません。

「火の車」の意味

意味:お金がなくて生計が厳しいことのたとえ
「火の車」は仏教語の火車(かしゃ)が由来だと言われています。火車は火の燃え盛った車のことで、生前に悪行を働いた者は火車で鬼に地獄へ運ばれて苦しめれるといわれています。これが転じて苦しい経済状態を表すようになったと言われています。

「火の車」の例文

例文1:父が失業して今我が家の家計は火の車です。
例文2:子供の教育費がかさんで家計は火の車なのに、家を買うなんて無理だ。
例文3:我が家は金銭的に火の車なので奨学金を借りないと大学には行けない。
例文4:気づくと月末はいつも火の車だな。
例文5:家計が火の車なのに車を買うというから驚きだ。

「火の車」をうまく用いる

「火の車」は日常でよく使われる慣用句です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。