「目くじらを立てる」の意味 「目に角を立てる」「目を三角にする」「目を吊り上げる」などの例文

「目くじらを立てる」は日常でもよく使われる慣用句です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「目くじらを立てる」の意味や「目に角を立てる」「目を三角にする」「目を吊り上げる」などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「目くじらを立てる」の読み方

読み方:めくじらをたてる

「目に角を立てる」の読み方

読み方:めにかどをたてる

「目を三角にする」の読み方

読み方:めをさんかくにする

「目を吊り上げる」の読み方

読み方:めをつりあげる
「目くじらを立てる」「目に角を立てる」「目を三角にする」「目を吊り上げる」の「目」は「もく」ではなく「め」と読みます。また「目に角を立てる」の「角」は「かく」ではなく「かど」と読みます。類語は「目角を立てる」などがあります。

「目くじらを立てる」「目に角を立てる」「目を三角にする」「目を吊り上げる」の意味

意味:相手の欠点など小さなことを探し出してとがめたり謗り罵ったりすること
「目くじらを立てる」は目尻の意味の「目くじり」が変化した言葉で、「目を吊り上げる」と同じで、目尻を吊り上げて相手を鋭く見ることが由来していると言われています。「目に角を立てる」「目を三角にする」は怒っているときに目つきが鋭くなって目に角が立ったり、その結果三角になったりすることが由来していると言われています。「目くじらを立てる」「目に角を立てる」「目を三角にする」「目を吊り上げる」はもともとは怒った時の表情を意味していましたが、今は責めたり咎めたりする行動も含まれるようになりました。

「目くじらを立てる」の例文

例文1:子供のやることだからいちいち目くじらを立てることはない。
例文2:彼はちょっとミスしてもすぐ目くじらを立てるのでみんな怖がっている。

「目に角を立てる」の例文

例文1:そんなにバカにした言い方をしたら彼はきっと目を角に立てて怒るよ。
例文2:大した理由もなく目に角を立てて怒られてとても不服だ。

「目を三角にする」の例文

例文1:誰に対しても目を三角にする人は付き合いづらいだろう。
例文2:そんなに目を三角にしてばかりいると君の評判を落とすことになるぞ。

「目を吊り上げる」の例文

例文1:上司は気が短いのですぐ目を吊り上げて怒り出す。
例文2:こんなことはよくあることなので目を吊り上げて怒ることもない。

「目くじらを立てる」をうまく用いる

「目くじらを立てる」は日常でよく使われる慣用句です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。

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