「胸をなで下ろす」の意味 「胸をなで下ろした」などの例文

「胸をなで下ろす」は日常でもよく使われる慣用句です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「胸をなで下ろす」の意味や「胸をなで下ろした」などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「胸をなで下ろす」の読み方

読み方:むねをなでおろす
「胸をなで下ろす」の「胸」は「きょう」ではなく「むね」と読みます。「胸をなで下ろす」は「胸をなで下ろした」などのバリエーションがあります。

「胸をなで下ろす」の意味

意味:心配が解決して安心すること
「胸をなで下ろす」の「胸」は心の中を意味し、「なで下ろす」は手のひらで優しくなでることを意味します。この動作は心の平安を確かめる行為なので、ここから心配事が解決して安心することを「胸をなで下ろす」というようになったと言われています。

「胸をなで下ろす」の例文

例文1:ひとつしか解決していないから胸をなで下ろすのはまだ早い。
例文2:まだ解決していないので胸をなで下ろすことはできない。
例文3:子育てが終わって胸をなで下ろすのはいつになるのだろう。

「胸をなで下ろした」の例文

例文1:事件が解決して胸をなで下ろした。
例文2:大学入試で合格したという知らせを聞き胸をなで下ろした。
例文3:この事件には息子が関与していないと知って胸をなで下ろした。

「胸をなで下ろす」をうまく用いる

「胸をなで下ろす」は日常でよく使われる慣用句です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。