「喉元過ぎれば熱さを忘れる」の意味と例文

「喉元過ぎれば熱さを忘れる」は日常でもよく使われることわざです。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「喉元過ぎれば熱さを忘れる」の意味と例文を紹介していきます。

「喉元過ぎれば熱さを忘れる」の読み方

読み方:のどもとすぎればあつさをわすれる
「喉元過ぎれば熱さを忘れる」の「喉元」は「のどもと」と読みます。また「熱さ」は「暑さ」ではなく「熱さ」の漢字を使います。「喉元過ぎれば熱さを忘れる」はこの形でことわざになっているため、その他のバリエーションはありません。

「喉元過ぎれば熱さを忘れる」の意味

意味:苦しかったことも過ぎ去ってしまえばその苦しさを忘れてしまうこと
「喉元過ぎれば熱さを忘れる」は熱いものでも飲み込んで喉元を過ぎると、その熱かったことを忘れてしまうところから、過ぎ去ってしまえば苦しさを忘れてしまうことに使われたと言われています。『江戸いろはかるた』の一つになったことから広く使われるようになったと言われています。

「喉元過ぎれば熱さを忘れる」の例文

例文1:息子はさっき不注意で落とし物をしたのに、喉元過ぎれば熱さを忘れるでまたすぐ同じものをなくした。
例文2:喉元過ぎれば熱さを忘れるでは、何度も同じ失敗を繰り返すだけだ。
例文3:ミスをして悔しい思いをしたので二度と同じことをしないと言っていたのに、喉元過ぎれば熱さを忘れるで、またミスしてしまった。
例文4:喉元過ぎれば熱さを忘れるとならないよう、自分で自分を戒めた。
例文5:彼は不摂生で入院して大変な思いをしたのに、喉元過ぎれば熱さを忘れるで、また暴飲暴食を繰り返している。

「喉元過ぎれば熱さを忘れる」をうまく用いる

「喉元過ぎれば熱さを忘れる」は日常でよく使われることわざです。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。

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