「拍車を掛ける」の意味　「拍車を掛けた」などの例文

「拍車を掛ける」は日常でもよく使われる慣用句です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「拍車を掛ける」の意味や「拍車を掛けて」「拍車を掛けた」などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「拍車を掛ける」の読み方

読み方：はくしゃをかける

「拍車を掛ける」の「拍車」は「はくしゃ」と読みます。また「掛ける」はひらがなで「かける」と書いても構いません。「拍車を掛ける」は「拍車を掛けた」などのバリエーションがあります。

意味：ものの進み具合に勢いをつけてさらに速めること

「拍車を掛ける」の「拍車」は乗馬靴のかかとに付ける歯車状の金具のことで、これを蹴って馬を速く走らせたことから、勢いをつけてさらに速めることを意味するようになったと言われています。

例文1：売り上げに拍車を掛けるためにも新商品開発は欠かせない。

例文2：彼のやり方はチームの関係悪化に拍車を掛けることになるのではないかと思う。

例文3：彼がテレビに出たことで、人気に拍車を掛ける結果となった。

例文1：日銀総裁の一言が株価下落に拍車を掛けた。

例文2：テレビショッピングが彼の物欲に拍車を掛けた。

例文3：電子書籍の登場が出版不況に拍車を掛けた。

「拍車を掛ける」は日常でよく使われる慣用句です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。