「顎を出す」の意味と例文

「顎を出す」はあまり使われない慣用句ですが、実際にはどのように使うといいでしょうか。ここでは「顎を出す」の意味と例文を紹介していきます。

「顎を出す」の読み方

読み方:あごをだす
「顎を出す」は「あごをだす」と言います。漫画などでへとへとになった様子を表すのによく描写されるのでわかりやすい慣用句だとは思いますが、「顎が出る」ではないので気を付けましょう。

「顎を出す」の意味

意味:疲れてへたばる
「顎を出す」は、疲れてへたばると腰が後ろに引けて下顎が前に出るような格好になることから来た慣用句です。

「顎を出す」の例文

例文1:野球部は強豪チームなだけに練習量も半端なく、大半の部員がトレーニング中にすぐ顎を出してしまうくらい過酷だった。
例文2:昔の人は井戸から水を何度も運んだというが、私だったら1回で顎を出してしまうだろう。
例文3:誰もが顎を出し疲れきった様子だったが、ゴールまであきらめずに最後まで走っていった。
例文4: 10時間も飛行機に乗っていたら誰でも顎を出すだろう。
例文5:友人はまだ登山道に入ったばかりだというのに顎を出して無口になってしまった。

「顎を出す」をうまく用いる

「顎」や「出す」を使った慣用句は似たようなものが多いので、間違いやすくもあります。「顎を出す」でひとつの慣用句として覚えておきましょう。論文・小論文でもきちんと使えるようにして、語彙力アップに役立てましょう。

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