「羽を伸ばす」の意味　「羽を伸ばして」「羽を伸ばせない」などの例文

「羽を伸ばす」は日常でもよく使われる慣用句です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「羽を伸ばす」の意味や「羽を伸ばして」「羽を伸ばせない」などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「羽を伸ばす」の読み方

読み方：はねをのばす

「羽を伸ばす」の「羽」は「羽根」ではなく「羽」と書きます。また「伸ばす」は「延ばす」ではなく「伸ばす」と書きます。「羽を伸ばす」は「羽を伸ばして」「羽を伸ばせない」などのバリエーションがあります。

意味：自由に思いっきりのびのびと行動すること

「羽を伸ばす」は鳥が飛び立つ際に思い切り翼を広げる様子が由来だと言われています。この様子がのびのびとリラックスして見えるところから、束縛するものがなくなって、のびのびと自由に振る舞うことをこのように言うようになったと言われています。

例文1：静かなところならゆっくり羽を伸ばすことができそうだ。

例文2：夫が家にいない時こそ羽を伸ばすいいチャンスだ。

例文1：卒業したのでしばらく羽を伸ばしてのんびりしたいと思う。

例文2：明日から旅行に行くので、ゆっくり羽を伸ばしてこようと思います。

例文1：上司が一緒ならあなたも羽を伸ばせないでしょう？

例文2：この会社は常に機械が人の勤怠を管理していて、迂闊に羽を伸ばせないようにしている。

「羽を伸ばす」は日常でよく使われる慣用句です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。