「薄氷を踏む」の意味 「薄氷を履む」などの例文

「薄氷を踏む」は日常でもよく使われる慣用句です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「薄氷を踏む」の意味や「薄氷を履む」などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「薄氷を踏む」の読み方

読み方:はくひょうをふむ
「薄氷を踏む」の「薄氷」は「うすごおり」ではなく「はくひょう」と読みます。また「踏む」は「踏む」「履む」のどちらの漢字を使っても構いません。「薄氷を踏む」は「薄氷を踏む思い」などのバリエーションがあります。類語は「虎の尾を踏む」などがあります。

「薄氷を踏む」の意味

意味:ひやっとするような危険な状況に臨むこと
「薄氷を踏む」は儒教の基本書である四書五経のひとつ『詩経 ー小雅・小旻ー』の一節にある「戦戦兢兢、如臨深淵、如履薄氷」(戦戦兢兢として、深淵に臨むが如く、薄氷を履むが如し)が由来だと言われています。これは、「深い淵の断崖に立って落ち込むこと、薄い氷を踏んで割れて水中に落ちることを恐れるように、おののき恐れてその身をつつしむ」という意味になります。「薄氷を踏む」は自ら危険を冒すという意味ではないので、気を付けましょう。

「薄氷を踏む」の例文

例文1:不況の中いつ仕事がなくなるのか薄氷を踏むような毎日を過ごしている。
例文2:国の情勢が不安定になり、日々薄氷を踏むような気持ちだ。
例文3:会社の不渡りが何度か続いて薄氷を踏むような日々だった。

「薄氷を履む」の例文

例文1:薄氷を履むような思いで彼の合格を祈っていたのに、結果を彼は全く知らせて来ない。
例文2:彼は経営不振の店に店長になってしまい、毎日薄氷を履むような思いをしているという。
例文3:薄氷を履む思いで試合を見守ったが、結果的に無事勝利した。

「薄氷を踏む」をうまく用いる

「薄氷を踏む」は日常でよく使われる慣用句です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。