「濡れ手で粟」の意味 「濡れ手に粟」などの例文

「濡れ手で粟」は日常でもよく使われることわざです。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「濡れ手で粟」の意味と例文を紹介していきます。や「濡れ手に粟」などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「濡れ手で粟」の読み方

読み方:ぬれてであわ
「濡れ手で粟」の「濡れ」は「塗れ」ではなく「濡れ」の漢字を使います。また「粟」は「あわ」と読みます。「濡れ手で粟」は「濡れ手に粟」などのバリエーションがあります。類語は「一攫千金」などがあります。

「濡れ手で粟」の意味

意味:苦労せずに多くの利益を得ること
「濡れ手で粟」は濡れた手で粟を掴むと粟粒がいっぱいくっついて沢山掴めるということが由来になっていると言われています。ここから、苦労せずに多くの利益を得ることになることを言うようになったと言います。

「濡れ手で粟」の例文

例文1:たまたま父が就職活動先の社長と知り合いで、濡れ手で粟で内定がもらえそうだ。
例文2:宝くじが当たって濡れ手で粟の大金が舞い込んできた。
例文3:祖父の遺産が転がり込んできたので、濡れ手で粟でマンションを買うことができた。

「濡れ手に粟」の例文

例文1:株価が暴落したのをチャンスに、濡れ手に粟で大きな利益を手に入れた。
例文2:たまたま友人のオーディションについていったら濡れ手に粟でスカウトされた。
例文3:ずっと欲しいと思っていたパソコンを、祖父が入学祝いでプレゼントしてくれたので濡れ手に粟で手に入れられた。

「濡れ手で粟」をうまく用いる

「濡れ手で粟」は日常でよく使われる慣用句です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。