「似たり寄ったり」の意味と例文

「似たり寄ったり」は日常でもよく使われる慣用句です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「似たり寄ったり」の意味と例文を紹介していきます。

「似たり寄ったり」の読み方

読み方：にたりよったり

「似たり寄ったり」は「にたりよったり」と読みます。「似たり寄ったり」はこの形で慣用句になっているため、その他のバリエーションはありません。

意味：優劣などに大した違いがないこと

「似たり寄ったり」は「似たりたる者が寄りたり」が由来だと言われています。それが縮まって「似たり寄りたり」となり、それがさらに促音化したものだと言われています。

例文1：これもそれも似たり寄ったりなので、私はどれでもいいです。

例文2：どの旅行も似たり寄ったりの金額なので、君が行きたいところでいいよ。

例文3：彼のお店の味も似たり寄ったりだと、当然価格の安いところに人は集まる。

例文4：似たり寄ったりの家賃なら、より駅近が便利だろう。

例文5：どの本も似たり寄ったりの内容なので、どうしても同じような感想文になってしまう。

「似たり寄ったり」は日常でよく使われる慣用句です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。