「たかが緩む」の意味 「たかが緩み」「たかが緩んだ」などの例文

「たかが緩む」は日常でたまによく聞く慣用句です。具体的にどのように使えばいいでしょう。ここでは「たかが緩む」の意味や「たかが緩み」「たかが緩んだ」 などバリエーションでの例文を紹介していきます。

「たかが緩む」の読み方

読み方:たかがゆるむ
「たかが緩む」の「緩む」は「ゆるむ」と読みます。また「たか」は「箍」という漢字を書いても構いません。「たかが緩む」は 「たかが緩み」「たかが緩んだ」 などのバリエーションがあります。

「たかが緩む」の意味

意味:緊張感がなくなりまとまりが悪くなったりやる気がなくなったりすること
「たがが緩む」の「たか」は桶や樽の周りにはめて堅く締め固める役割を持つ竹などを割いて作った輪のことを言います。「たか」が緩むと胴の部分がバラバラになってしまうところから、緊張感が鈍ったり気持ちや規律がゆるんだりすることを「たかが緩む」ようになったと言われています。

「たかが緩む」の例文

例文1:君はちょっとおだてられるとすぐたかが緩むから、行動には気を付けるように。
例文2:彼はたかが緩むとすぐ手を抜く。

「たかが緩み」の例文

例文1:ついついたかが緩み、事故を起こしてしまった。
例文2:お酒をのんだせいでたかが緩み、思わず企業秘密をしゃべってしまった。

「たかが緩んだ」の例文

例文1:彼は突然の出来事でたかが緩んだのだろう、今までずっと話すことのなかった自分の生い立ちについて話し始めた。
例文2:彼はたかが緩んだのか、驚くほど初歩的なミスを犯してしまった。

「たかが緩む」をうまく用いる

「たかが緩む」は日常でたまに聞かれる慣用句です。論文・小論文でも正しく理解してきちんと使えるようにしておきましょう。

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